行け! せんべろ探検隊。

千円でべろべろに酔える店を彷徨う、せんべろ探検隊ストーリーです。探検隊だから、時には、危険なまんべろも。いざ、せんべろ劇場へ! まぐまぐで、メールマガジンを発行してます。ほぼ週末に人気記事を発送してます。

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谷町9丁目

谷町9丁目『居酒屋 けいちゃん』(大阪)博多名物だったんだ、鉄鍋餃子。

居ながらにして地方を食す、贅沢?IMG_2570

 『鉄鍋餃子』という看板を見つけた。
「なんだろう?」と、サナエが云った。
「タイムサービスで、ビールが200円ってあるで」と、みーやんが云った。
 つまり、タイムサービスのせんべろ屋である。鉄板餃子も気になるし、僕たちは『けいちゃん』に入ることに。

 店内では、若いサラリーマンがふたりテーブルで瓶ビールを飲んでいた。テーブルに3本の瓶が並んでいた。ピンクのカーラシャツを着た男は、壁にもたれ掛けるようにして飲んでいたし、もうひとりも顔が赤い。ずいぶん、飲んでいるのかもしれなかった。
 生ビールが半額なのに、なぜ、瓶ビール。差しつ差されつがいいのかもしれないけどね。
 僕は白ワイン。みーやんは、赤。サナエは、ウーロンハイを頼んだ。
 鉄鍋餃子と天ぷらも。
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「最近、居酒屋ってスーパーみたいちゃう?」と、サナエが云った。
「タイムサービスのこと?」と、僕が云った。
「そうやねん。逆タイムサービスや。スーパーは、閉店間際が安くて、居酒屋は開店間際が安い。たまに、店員がタイムサービスの呼び込みをしているとこなんかスーパーっぽいねん」
 確かに、最近、居酒屋のタイムサービスをよく見かける。
 逆スーパーかぁ、なるほど。
 ワインとウーロンハイが来た。千人の月見の宴に乾杯!! である。
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「スーパーといえば。ずいぶん前だけど、お江戸の表参道でコピーライターの事務所やってたことがあるんだ。デザイナーとエディターとライターの友だち4人でね。
 朝、電話を当番制にしてたんだよ。そうしないと、事務所に午前中誰もいなかったりするから。僕の当番で、デザイナーの電話を取ると『カンサイスーパー』の何某です。という電話がよくかかってきたんだ。
 大阪人にとって、カンサイスーパーって関西スーパーや。なんで東京のデザイナーにチラシを発注しているのか、謎やった」
「せやな」
「山本寛斎っているやろ」と、僕が云った。
「デザイナーやな」と、サナエが云った。
「山本寛斎スーパースタジオを縮めて、カンサイスーパーらしい。半年くらい勘違いしてたんだ。僕は、ずっと、関西スーパーって刺繍の入った服を着て、ボールペンを胸に挿したおじさんが電話してきてるんだと思ってた」
「関西スーパーの山本さんだと思うで」と、みーやんが云った。
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 鉄板餃子が来た。丸い鉄板にそってグルリと餃子が並んでいた。
 これが博多風らしい。
「シューマイもください。それとビール」と、みーやんがメニューを見ながら云った。
「タイムサービス終わりましたが」と、女性の店員が云った。
 みーやんは、残念そうな顔をしてそれでも生ビールを頼んだ。生ビールが好きなのだ。ワインから行ったのが敗因である。10分差。タイムサービスは厳しいのだった。

「函館の友だちに会いに行ったとき『旨い店があるんだ』と、案内されたのが鹿児島の焼き鳥屋だったことがあるよ」と、僕が云った。
 旨かったけど、函館まで来たんだから北海道のものが食べたい。
「地元の人は、いつもと違うもの食べたいやろ」と、サナエが云った。
「そーなんだ。みんな気を使ってくれるんだけど、地の食べ物にありつけないことがよくある。宮古島で、大阪十三の味というお好み焼き屋さんに案内されたり。大阪から来たというので、気を使ってくれてるんだけどね」
「ネタなの?」と、サナエが云った。
 本当である。
 盛岡で秋田郷土料理の店に案内されたこともある。同じ東北だけど。そういえば、会津から来た吉川さんと宮崎地鶏の店で飲んだような気もする。
 とすると僕もやっているようだった。
 さすがに、喜多方ラーメンには行かなかったけどね。
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 都市に住んでると、地方の食がなんでもある。でも、そこでしか食べられないから、価値があるってもんなんだよなぁ・・・。
 贅沢って手間をかけることだ。お金をかけることではなく、手間をかける。最近、僕たちは贅沢ができなくなっているように思う。便利だからね。なんでも。  せんべろだって、やり方次第では、贅沢なのだ。たぶん。
<記事 大阪せんべろ探検隊 紙本櫻士@コピーライター>
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居酒屋 けいちゃん
住所 大阪府大阪市天王寺区生玉町1ー30
電話 050ー5589ー0297(予約)
   06ー6772ー2058(お問い合わせ)
交通 大阪市営地下鉄線谷町九丁目から徒歩すぐ
営業 11時から14時30分(月から土)
   16時から24時(月から木・日曜日)
   16時から翌3時(金・土・祝前日)
定休日 不定休
ひとり、二千円いかないくらい。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
※行け! って感じのせんべろモデルはmaiちゃんです。感謝!!!
撮影 田原慎一

谷町9丁目『得一』(大阪)大阪薪能の後の立ち飲み。

薪能の取材に行ってきた。IMG_2551

 僕たち大阪せんべろ隊は『千人の月見の宴』を9月27日(日)に、やるわけだけど、実は、薪能を観たことがなかった。
 それはまずいだろう、とみーやんとサナエと僕とで、薪能の取材である。
 取材先は、生國神社(いくたまさん)境内で開かれる『大阪薪能』だ。

 僕たちの薪能に出演予定の、重要無形文化財総合指定能楽師・辰巳満次郎さんも『吉野静』の演目に名前が出ているしね。
 昨日の夕時のことである。
 僕たちが着くと、もう神社の境内は人で溢れていた。僕とみーやんは、かがり火の大きさとか、舞台の配置とかをメジャーで計った。かがり火と観客との距離が、よく分からなかったからだ。
 なんだか怪しい二人組である。
 一通り学習すると、僕たちはお抹茶をいただいた。
 野点は、僕たちもやりたい。
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 蝉が鳴いていた。遠雷が微かに聞こえる。雨が降るのだろうか・・・。
 日暮れと共に、かがり火に『火入れ式』があり、笛の音が響き渡ると、鼓の音と地謡が絡み合い、面をつけた能楽師が登場し、
 一挙に、緊張感が走ると、境内の蝉が鳴きやんだ。
 かがり火が揺れ、暗闇の中、能楽師が舞う。
 まことに素晴らしい体験である。子どもたちにも見せてあげたいな。
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 能が終わり、生國神社を後にすると、せんべろ探検である。
  どこかにいいせんべろ屋はないかえ、と僕たちは谷町9丁目を探検に向かった。行け! せんべろ探検隊。である。
「あの細い道に入ると、せんべろ屋がありそう」
 みーやんの勘を信じ、僕たちはせんべろ屋の匂いがする方向へ歩いて行った。
「ラブホテルばっかりやね」と、サナエが云った。
 みーやんの勘は、ラブホテル街を見つける勘だったらしい。
 僕たちはラブホテル街に迷い込んでいた。ホテルを探しているカップルが、数組、暗い道を歩いていた。なんだか気まずい。そう思っているのは、僕だけかもしれないけど・・・。
「なんで神社の近くにラブホテルがならんでるんやろう」と、みーやんが云った。
「勉強部屋ってホテルが気になるな」と、僕が云った。
 ラブホテルって独特のネーミングが多い。『野猿』『もっこりひょうたん島』『ぼくんち』などなど。見ていると、なかなか面白いのだ。
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 ラブホテル街を抜け大通りにでると、遠くに提灯の明かりが見えた。
 立ち飲み『得一』である。すわ、せんべろ屋だと、僕たちは店に吸い込まれていった。喉もカラカラである。
 店内は、サラリーマンたちでいっぱいだった。
 早速、生ビール3つを注文する。せせりとチーズ揚げも。
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「今日の薪能は、フルオーケストラやったな。あれくらいしたない?」と、みーやんが云った。
「そりゃそーだけど、いったいお金がいくらかかるん?」と、サナエが心配そうに云った。
「生國神社は、59回もやってるんや。あれはプロの興業やで」と、みーやんが云った。
「僕たちは、初回トライアルじゃなかったっけ?」と、僕が云った。
「もやは、トライアルって感じやないね」と、サナエが云った。

 『千人の月見の宴』が一人歩きを始めているように思えた。何か違うチカラで、僕たちは動かされている。そんな気がしていた。
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 ビールが来た。まず、乾杯である。
 僕たちの乾杯を見て、
「樽酒もあるで」と、店主が云った。
 目の前に、どーんと樽がある。ビールの次は、樽酒にしよう。
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「辰巳満次郎さんは、オーラがあったね」と、僕が云った。
「目ヂカラがすごいよ」と、サナエが云うと、
「俺もそー思った」と、ミーヤンが云った。
 その満次郎さんが、いろいろと協力してくださると云う。ありがたいことである。
 僕はビールを飲み干すと、樽酒を注文した。
 コップにナミナミ注いでくれ、受け皿を満たす。表面張力いっぱいの酒をすすると、樽のいい香が口に広がった。
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 さて、いよいよ来月『千人の月見の宴』である。いま、僕たちは、いっぱいいっぱいだ。それでもお盆の間は、少しだけほっとできるのであった。

 えーっと、みんなの協力があると嬉しいです。本当に。
 ああ、大阪せんべろ探検隊どこへ行く!!

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<記事 大阪せんべろ探検隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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徳一 谷九店
住所 大阪府大阪市天王寺区生玉町1ー30 生玉ビル1F
電話 06ー6771ー0228
交通 谷町九丁目駅から徒歩1分ちょい
営業 15時から23時
定休日 日曜日
ひとり千円くらいでした。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
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撮影 田原慎一

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