行け! せんべろ探検隊。

千円でべろべろに酔える店を彷徨う、せんべろ探検隊ストーリーです。探検隊だから、時には、危険なまんべろも。いざ、せんべろ劇場へ! まぐまぐで、メールマガジンを発行してます。ほぼ週末に人気記事を発送してます。

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京都せんべろ探検隊

祇園四条『水炊き 萬治郎』(京都)危険なまんべろ探検。

せんべろ探検隊のまんべろ忘年会。12342407_759008280871207_4797159054213709058_n

 能楽師・辰巳満次郎氏をお誘いし、忘年会をしてきた。
 秋の中秋の名月『千人の月見の宴』で、舞っていただいたご縁である。
 当初僕は、四条大橋袂にある『東華菜館』などはいかがかと伝え、満次郎さんに「どこかよいところはございますか?」と、尋ねてみた。
「辰巳稲荷の横に、萬治郎という水炊き屋がございます。そこは、なかなか予約がとれない店ですが」と、教えていただいた。
 それはさぞや、と思い。僕は、萬治郎に予約電話をしてみることにした。

「予約を入れたいのですが」
「いつでございますか?」と、女性が云った。
「12月の15日、19時からですが」
「生憎と、その時期は混んでいまして、お店には以前来られたことがございますでしょうか」
「能楽師の辰巳満次郎さんから、ご紹介いただいたのですが」
「女将に代わらせていただきます」
 しばらくして、女将が電話口に出た。
「席をお取りさせていただきます」
 京都らしいのである。
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 そうこうしているうちに、当日を迎えた。
 陽は落ち、あたりはすっかり暗い。ポツリと小雨が降り、道路は濡れ光っていた。僕たちせんべろ探検隊は鴨川沿いから、白川の上流へ歩いていた。みーやんとサナエである。
 ほどなく『辰巳稲荷』が姿を現す。
 若い外国人の男性が三脚を据えて、辰巳稲荷を何枚も写真を撮っていた。僕は、遠慮がちに辰巳稲荷の前に進み、手をあわした。なんでも芸事の神様だそうだ。
 頼み事がいっぱいありそう。

「よう、おこしやした」
 萬治郎に着くと、女将が迎えてくれた。築150年の古い屋敷だ。凜とした空気が漂っている。
 ジリリリンと、黒電話が鳴った。
 店員が電話に出る。現役の黒電話を数十年ぶりに見たように思う。
 磨き上げられた木の廊下を通り、六畳の部屋に案内された。
 ガラスの入った襖から、鯉が泳ぐ池が見える。池の向こうの部屋では、賑やかに宴が開かれていた。

 ほどなく、満次郎さんが到着した。
 部屋に入るなり、
「玄関で、辰巳満次郎です。と名乗っても、誰も驚かないんだよ」と、満次郎さんが云った。
「僕が満次郎さんが到着しますと、伝えましたから」
「そうですか」と、満次郎さんが残念がる。人を楽しませるのが、好きなのだろう。
 僕たちは、ビールで乾杯をした。
「肝の甘辛煮です」と、京言葉で仲居さんがテーブルに小皿を並べながら云う。
 僕は、レバーが苦手なのだが、ここのは旨かった。新鮮で上質の肝なのだ。
 女将が鶏スープを、鍋からすくって分けてくれる。
 僕は、冷酒を注文した。この鍋には日本酒がいい。
「昔、父親に連れられて、よくこの店に来ていました」と、満次郎さんが云った。
「おおきに」と、女将が微笑む。
 どうぞ、と僕もスープを女将からいただく。すこぶる旨い。
「辰巳稲荷の隣で、萬治郎ですから、深いご縁があると思いました」と、女将が云った。
 名前で予約を受けたんだ、と僕はそこで気づいた。
「常連かと思ってました」と、サナエが不思議そうな顔をして云った。
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 水炊きが煮え、宴が始まると能の興味深き話しが続いた。
「靴下は、どちらの足から履きますか」と、満次郎さんが訊いた。
 僕は、右からだと答えた。みーやんも右から、サナエは左。サナエは左利きなのだ。
「能では、左から履きます。歩き出すときも、左。昔の作法が、能に伝わっているのです」
「春日大社の宮司さんに似た話を伺ったことがあります。真っ暗な部屋で、一人だけに伝える儀式があって、それはどんなアレンジも許されない。作法を変えてしまうと、もとのものが分からなくなりますから、と仰っていました」と、僕が云った。
 能にも同じなのかもしれない。
 興が乗り、僕たちは閉店近くまで過ごさせていただいた。
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 店を出ると、雨は上がり、雲の間から星が見えていた。
「もう、一軒行きませんか」と、満次郎さんが云った。
 京の夜は、これからである。
<記事 大阪せんべろ探検隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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水炊き 萬治郎
住所 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入元吉町58
電話 075ー561ー1654
交通 祇園四条駅から徒歩5分
営業 17時から19時30分
定休日 5月から9月 2月3日・月曜
コースが6千円。まんべろです。けど、大満足のお店でした。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
【全国で活躍するせんべろ隊員たち】
大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@女優 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab なるみ@おかえり
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
         沙也加@すくもー 乾@八尾YEG トモコ@吹田YEG もーちゃん@トラベラー
         オーシタ@スリランカ アサミ@セレブ
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー ナホ@バイオリニスト
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
      隊員 アラピー@キャンプ命
土浦せんべろ隊長 ススム@ミック
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ! ユウシ@会津YEG
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命 弓子@キャベツ千切り
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
土佐せんべろ隊長 エツコ@パラダイス

※行け! って感じのせんべろモデルはmaiちゃんです。感謝!!!
撮影 田原慎一
 

祇園四条『元祖 大四畳半酒場ポン』(京都)おもちゃ箱のような四畳半。

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 アライは仕事を終えると、ヤマモトと四条袂にある『東華菜館』の前で待ち合わせをした。日も暮れようとする6時頃だ。
 少しばかり早く着いたアライは、四条大橋の上から鴨川を眺めた。川岸には、等間隔でカップルが並んでいる。アオサギが、川の浅瀬に2匹立っていた。
 しばらくすると、カメラを首から下げたヤマモトがやってきた。赤いディバックに、ジーンズ、ブルーのシャツにスニーカーだ。どっちが観光客なのか分からない格好である。
 
ヤマモトは、三代続く江戸っ子だった。ところがカメラを持ってしょっちゅう京都で舞妓さんを撮りに行くほどの、舞妓オタクだ。京都に転勤が決まると、大喜びで京都に住み、もう3年になる。

「お待たせさんどす」と、ヤマモトが云った。
「すっかり京都人だな」
「ありがとさんどす。あ、ちょい待って」
 ヤマモトはそう云うと、コマコはーん! と、手を振って首から提げていたカメラで舞妓さんを連写した。プロが使うような望遠レンズをつけたカメラだ。
 四条通を挟んだ歩道を歩いている舞妓さんが、こっちを見て会釈をした。
「コマコはん、ええわぁ。ええわぁ」と、独り言を呟きながらヤマモトは後ろ姿まで連写していた。もはや、盗撮である。
「知り合いなの?」と、アライが訊いた。
「コマコはんは、祇園で有名な舞妓はんなんどす。ちょっとの、知り合いどすな」
 
大学生が落研に入って「するってぇと」と、妙な話し方になってしまった友だちを思い出していた。ヤマモトもその類だな、とアライは思った。
そのうち、元の話し方に戻るだろう・・・。
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「これから、舞妓さんが居る店に案内してくれるの?」
 舞妓さんのいる店で一杯飲みたい。アライはそう思っていた。
「一見さんが何云うてはるんどすか。今から行くのんは、アライはんが好きなせんべろ屋どすえ」
 ヤマモトが案内してくれたのは、木屋町にある居酒屋だった。
 看板に『大四畳半酒場 ポン』と書いてある。
 入り口が、茶室のように狭い造りだった。しゃがんで、入る感じだ。
「いらっしゃい」と、人なつこそうな店主が云った。
「東京から来た、私の古い友人どす」と、ヤマモトが云った。
 馴染みの店らしい。
 店の中は、おもちゃ箱のようだ。壁にはギターが掛けてあり、古いポスターや何やら分からない看板や旗なんかが、ごちゃっと飾ってある。でも、どこか落ち着くな。と、アライは思った。
 とりあえず、ビールで乾杯!!
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「ライブやったり、賑やかなお店なんどす」と、ヤマモトが云った。
「舞妓さんは、どこにいるの?」
「河原町を歩いてたら、置屋はんから移動してはる舞妓はんには会えますえ」と、カメラのレンズに手を掛けながらヤマモトが云った。
「東京には戻れないの?」
「何云わはるかと思えば、京都がええに決まってますやろ」
「健二のエサって?」
「ここの名物どす。卵かけごはんやねぇ」と、ヤマモトが云った。
 名物のエサを頼んでみた。
 
「仕事は忙しいのか」
「ぼちぼち、どすなぁ。明日、舞妓はんの撮影会があるんどすけど、一緒に行きまへんか?」と、ヤマモトが云った。
 アライは時間が無いからと適当に断る。ヤマモトが残念そうな顔をした。祇園で一番の舞妓さんを見せたかったらしい。
 健二のエサが意外と旨い。ビールが進む卵かけご飯だ。

「年末に帰りますよって、八木はんたちによろしゅう」
 そう云うと、ヤマモトはカメラの液晶をアライに向けて、今日獲った舞妓さんの写真の説明をした。コマコはん、コアキはん、これはカツエ姉さん・・・。
 ヤマモトは相変わらずだったけど、情熱を傾けるモノがあるのが羨ましい。
 そえRから小一時間ばかり飲んで、次の店にハシゴである。京都探検は、始まったばかり。楽しくなってきた。
<取材 アラピー@キャンプ命 記事 紙本櫻士@コピーライター>
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元祖 大四畳半ポン
住所 京都府京都市中京区木屋町通三条下ル材木町都会館1F
電話 090ー9112ー4197
交通 京阪三条駅 阪急四条駅
営業 20時から翌6時
定休日 無休
サクッとせんべろでした。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
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大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@元女優 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
      隊員 アラピー@キャンプ命
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
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撮影 田原慎一

祇園四条『すいしん』(京都)京都の月。もうすぐ、満月だ。

京都の夜のこと。IMG_3234

 雨が降っていた。
 僕は、みーやんと『すいしん』で待ち合わせていた。『千人の月見の宴』の打ち合わせである。みーやんから少し遅れる。と、メールが入り、僕はひとり飲んでいた。
 客は、僕のほか誰もいない。静かな夜だった。

 そう云えば、幕末の『池田屋』で、会合に遅れた長州の桂小五郎が命拾いをしたんだな。と、ふと思った。みーやんみたいに・・・
 『池田屋』は、ここから歩いてすぐのところだ。
 しばらく飲んでいると、新撰組のダンダラ模様を着た男たちが入って来た。京都によくいるコスプレイヤーだろう。大学生くらいだろうか?
「酒!」と、がっしりとした背の低い男が叫んだ。
 雰囲気もでている。薄汚れたダンダラ模様の着物に、二本差し。お揃いのように、隊士たちは草履を履いていた。
 僕は、みーやんにメールを送ろうとしたけど、圏外になっていた。あんなに降っていた雨もやみ、秋だというのに夏に戻ったような蒸し暑さだ。

「祇園の井筒屋に集まるらしい」
「祇園かいな、生意気なやつらや。俺らを『みぼろ』て、いうてるらしいで。ぼろぼろ貧乏や」
「寄り合いは、今夜なんは、確かなんか」
「そうやけん」
「かたっぱしから、探索するしかねぇな」
 新撰組の男たちの会話が後ろから聞こえていた。どうやら、これから『池田屋』を襲撃するようだった。
「平助は、どこなんだ」
「近藤さんと一緒だよ」
「腹ごしらえが先や」
 密かに探索しているには声の大きすぎだろう。でも、これくらい大声じゃないと、パフォーマンスにはならないだろう。浪士たちのコスプレもいるのだろうか?
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「池田屋や」と、突然、入り口からパフォーマンスの仲間が駆け込んできた。
 大汗をかいて、はぁはぁと息が荒かった。
「吉田と宮部は?」
「知らんて! 早うこんかい」と、男が云うと新撰組の一団は、店から慌ただしく出て行った。勘定も払わずに・・・。
 ことによると、店のパフォーマンスなのかもしれない。
 
 また、雨が降り出した。
 携帯にみーやんからのメールが着信した。と、同時にみーやんが店に入ってきた。
「いましがた、コスプレがおらへんかった?」と、僕はみーやんの顔を見るなり尋ねた。
「芸子はんなら、いましたけどね」
 番傘をさした、いい女だったらしい。思わずついて行こうかと思ったくらい。
「また、雨が降ってきたなぁ」
 開け放った扉から、雨の匂いが侵入してくる。さっきとは違う涼しい秋の風だ。
「ずっと、降ってましたよ。俺は、日曜日の『千人の月見の宴』が心配や」
 そう云うと、みーやんは生ビールを頼んだ。
「天気どう?」と、僕が訊くと、
「晴れるみたいです」と、みーやんが答えた。
「新撰組がいたんだ」
 僕は、みーやんにさっきいた男たちのことを話した。
 みーやんはビールを半分ほど飲み干し、しばらく黙っていた。
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「それ、幽霊ちゃいますか?」
 僕は、コスプレーヤーたちと思いたい。幻のような新撰組だったけど。
「京都はオバケだらけやから、それ幽霊ですわ。雨の夜の怪談話は、祇園ではよう聞きます」
 みーやんがだし巻きタマゴを注文した。それと、イカの焚いたん。
「ええ、経験ですやん。新撰組やし」
 みーやんは、そう云いビールも続けてお代わりした。
 幽霊が出たと云っても、さほど驚かないみーやんに驚く。
「産経新聞と朝日新聞と読売新聞が、『千人の月見の宴』を取材してくれました」
と、みーやんが嬉しそうに云った。
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 何人来るのだろうか?
 不安だった。多くても、少なくても・・・。
「薪能の演目『融(とおる)』も、光源氏の幽霊が出てくる話だ」と、僕が云った。
「河川敷で『融』やったら、光源氏の幽霊も来るんちゃいますか? きっと、新撰組の幽霊も応援してくれますよ」と、みーやんが云った。
 そうは思えないけど・・・。
 日曜日は晴れそうである。ああ、晴れたらいいなぁ。
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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酒房 すいしん
住所 京都府京都市中京区河原町通四条上ル一筋目東入ル米屋町384
電話 075ー221ー1135
交通 阪急河原町駅より徒歩3分
営業 17時から24時
定休日 無休
千円ちょっとでした。
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撮影 田原慎一

四条『きみや』(京都)昭和歌謡あそび。

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それはまだわたしが神様を信じなかった頃。
9月のとある木曜日に雨が降りまして、そんな日に、素敵な彼が現れないかと思ったところへあなたが雨宿り。


 雨だった。
 セプテンバーレインだ。
 なぜだかしらないけど、さだまさしの『雨やどり』が頭の中でリフレインしている。とある木曜日の雨が、悪いのかもしれない。
 仕方がないので、雨やどりにせんべろ探検である。買ったばかりのスヌーピーのハンカチはないけど。
 小ぬか雨降る高瀬川にそって歩いていた。さがしものは、せんべろ屋だ。
 ふらふら歩いていると雨足が強くなってきた。九月の雨は冷たく、街角のポスターが、雨に破れかけている。
 細い路地に入ると、よさけな店があった。『きみや』と書かれた提灯が下がっている。せんべろ屋かもしれなかった。
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 店は常連さんでいっぱいだった。
 カウンターにおばんざいが並び、客もずらりと並んでいる。
「いらっしゃい」と、気さくそうな店主が云った。
 僕は、カボチャの炊いたんと麦のロックを注文した。
 右隣に、イッセー尾形のようなおじさんが、文藝春秋を読みながら瓶ビールを飲んでいる。左側は、常連さんたちのグループらしい。

「初めて?」と、店主が云った。
「そうです。雨が強くなって」
「すぐ上がるんちゃうか」
 駅も近いし、どうにかなるさ、である。
「どっから来たん?」と、右隣の太ったおじさんが声を掛けてきた。
「枚方です」と、僕が答えると
「俺も枚方からはるばる通ってるんや」と、おじさんが答えた。
 奇遇である。
「ここの麻婆うまいで」と、おじさんがすすめるので、僕はそれを頼む。
「豆腐が揚げなんや」と、店主が皿に麻婆豆腐を盛りながら云った。
 食べてみると、揚げが痺れる麻婆に絡んで旨い。
 改めて並んでいるおばんざいを見ると、どれも一手間かけているようだった。
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「長崎は今日も雨やったなぁ」と、奥に座っているおじさんが云った。
「出張かいな」と店主が訊くと、
「そうや、ここんとこ京都も雨ばっかりやなぁ」と、おじさんが云った。
「葉物が高こうなって」と、店主が困ったような顔をして云った。
「葡萄の酎ハイ」と、会社帰りらしいOLが云った。
 店主が、まな板に大粒の葡萄を取り出し、グラスにドカドカと葡萄を放り込む勢いで入れた。生トマト酎ハイも、ドカドカトマトを入れる。
 これでもかトマト!! である。
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「ここはええとこやで」と、右隣のおじさんが云った。
「そう思います」と、僕が答えた。
 左隣のイッセー尾形は、じっと文藝春秋に目を落としている。時折、アサリの酒蒸しを食べ、カランと貝を皿に落とす音がするくらいだ。誰とも話さない。我関せず、自由なのである。彼の隠れ家なのかもしれなかった。
「いらっしゃい」と、店主が云った。
「雨、止んだようや」と、椅子に座りながらスーツを着た男が云った。

 雨宿りは終わり。
 さだまさしの雨やどりは、もう、僕の頭の中から消えていた。
 店を出て、夜空を見上げると、ジンライムのようなお月様が出ていた。
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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きみや
住所 京都府京都市中京区西木屋町通四条上ル紙屋町369ー1
電話 075ー221ー5821
交通 河原町駅から190m
営業 18時から23時30分
定休日 日・祝
2千円いかないくらいでした。
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撮影 田原慎一

四条『靖馬(やすま)』(京都)女優サナエ、打ち上げだ!

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 サナエ、冒頭の台詞である。
 歩きながら「俺はマクベスだ」と云ってしまうほど、サナエは舞台にはまっていた。
 とはいえ、その舞台も今夜で終わりだった。
「打ち上げせんべろ屋はないかえ」
 と僕たちは、小雨の降る京都を彷徨っていた。

「反省会だな」と僕が云うと、
「なんの反省や」と、サナエが云った。
「太ったとか」と、僕が云った。
「女優のみんな、痩せてるよね。一緒に、舞台に立つとあたしだけ、目立ってたやんか」と、サナエが云った。
「台詞も目立ってたで」と、みーやんが云った。
「どーせ、棒読みや」
「棒読みだな」と僕が云うと
「演技や」と、サナエが云った。
「星見ヶ丘少年ヒーローズの是常祐美さん、すごい長台詞をテケテケテケって、早口で自然っぽく云ってるのがスゴイなぁ」と、僕が云った。
「そらそーや、あっちは玄人」と、サナエが云った。
 『靖馬』にしよう、と僕たちは赤い暖簾をくぐった。雨も降っているし、ここなら帰りの駅も近い。
 中は客でいっぱい。僕たちは、カウンターに並んで座ることにした。京都らしい雰囲気のある居酒屋だ。安そうだしね。
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「俺はマクベスだー!」と、僕たちは乾杯をした。
 サナエがほっとしたような顔をしていたし、実は、僕たちもほっとしていた。
「演技のビデオ見て、ほんま痩せなアカンって思たわ」と、サナエが云った。
「舞台続ければダイエットになるで」と、みーやんが云った。
「無理や」
 そう云うと、サナエは焼き鮭を注文した。どうやら本当に痩せるつもりらしい。 僕はシューマイ。完熟トマトの餃子も。
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 僕も役者をやろうと劇団に入ったことがあった。
 『演劇舎蟷螂』という劇団である。初めて出た舞台が『白夜月蝕少女航海記』(脚本:高取英 演出:小松杏里)である。確か、高円寺明石スタジオで演ったと思う。美加里さん、原サチコさん、大鷹明さん、渡辺敬彦さん、阿部能丸さんたちが螳螂で活躍していた小劇場全盛期である。
 当時、明治大学の地下に稽古場があって、舞台が近づくと毎日のように通っていた。同じ地下に、流山児祥主催の『演劇団』や、川村毅が率いる『第三エロチカ』『ワハハ本舗』もいたなぁ。
 大学の中に、みんな潜り込んでいたわけである。大学生のフリをして「劇研」です。と入り口で云うと、誰でも入ることができた。
 早稲田の第三舞台もそんな感じだったと思う。
 いい時代だったのである。
 僕は次の公演『ヴォイツェク』には出たけれど、とてもじゃないけど無理だと、逃げ出してしまった。体力とか、情熱とか、惰性とか、いろんなものが混じった刺激的な世界だったと思う。うまく云えないけど。
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「『ユニット美人は、美人が美人かどうか分からない人とかいて、好きだったから入ったのに』って、是常さんの台詞が好きだな」と、僕が云った。
 舞台って、つい、入っちゃうもんなのだ。
「みんな主人公! 星見ヶ丘少年ヒーローズ!!」と、サナエが少年っぽい声で云った。
 たまに、舞台で使った台詞をサナエが叫ぶ。
 紙本さん、村井さん、是常さんの印象的な台詞である。まだ、サナエは舞台の周辺を浮遊してるらしい。覚めるまで49日くらい、必要なのかもしれない。
「表情とか、演技で、本当に可愛く見えたりするんですよ。女優さんのファンになっていく気持ちが分かりました」と、みーやんが云った。
「ダイエットや」
「しつこいなぁ」と僕が云うと、
「当たり前田のクラッカー」とサナエが云った。
「どんだけ、昭和の子どもやねん」と、みーやんが云った。
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「ああ、次は『千人の月見の宴』や」と、サナエが云った。
 僕たちが主催する薪能とジャズのイベントだ。淀川河川公園枚方地区でやる予定だった。協賛桟敷席の販売もまだまだである。どうーするんだ! せんべろ探検隊、ドン! と云いたい。
 サナエの役割は、事務局である。開催日の27日まで、忙しくなりそうだった。
「月見の舞台で『俺はマクベスだ』ってやればええやん」と、僕が云った。
「そんな暇ないやん」と、サナエが不安そうに呟いた。
「今日は、飲もう」と、みーやんが云う。

 『千人の月見の宴』まで、あっという間だ。たぶん。
「せんべろ探検隊って何だろう?」と僕が云うと、
「わかんねーよ」と、サナエが云った。
 うーん、分かんないな。せんべろ探検隊どこへゆく!
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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靖馬(やすま)
住所 京都府京都市中京区河原町通四条上ル米屋町384−3
電話 050ー5868ー3871(予約専用)
   075ー253ー6787
交通 阪急河原町駅4番出口より徒歩1分
   京阪祇園四条駅4番出口より徒歩4分
営業 17時30分から翌1時
定休日 無休
ひとり二千円いかないくらいでした
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」

年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。

【日本全国で巡礼する隊員たち】
大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
      隊員 アラピー@キャンプ命
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
土佐せんべろ隊長 エツコ@パラダイス

※行け! って感じのせんべろモデルはmaiちゃんです。感謝!!!
撮影 田原慎一

四条『SABAR』(京都)女優サナエ初舞台、サバー再び。

開演、1時間前のサバー。IMG_3203

「サバーで飲んでる」と、みーやんからメールが入った。
 サナエが出演する舞台まで、あと1時間。サバーなら、会場のKAIKAと道路を挟んで向かいだ。腹ごしらえに丁度いい。

 ガラガラと、立て付けの悪いドアを開けると、床に砂利と飛び石が敷いてある土間に出た。店は、その奥にあるようだ。窓ガラスに鯖街道とか、ようこそ鯖屋敷へとか、鯖に情熱を、とか書いてある。小道具たちが、それぞれ演じながら、客を迎えてくれる。ここも劇場なんだな、と僕は思った。
「ご予約ですか?」と、女性店員が僕を見て云った。
「友人と待ち合わせなんです」
 そう云うと、二階でお待ちになってます。と、案内してくれた。新撰組が襲撃した池田屋の階段落ちに出てきそうな、急な階段を登ると二階である。
 登ってすぐ左の座敷に、みーやんが座っていた。
IMG_3231
「ここ、予約じゃないと、なかなか入れないみたいなんです」
 僕を見つけると、みーやんが云った。
 みーやんの後ろは床の間で、天井には古い電球が煌々と部屋を照らしている。
「直前にキャンセルが出たらしく、たまたま、席が取れたんです」
「せんべろ屋じゃないんだ」
「ちょっと、なめてました」
 そう云うと、みーやんは生ビールを美味しそうに飲んだ。
 僕は、冷酒と鯖寿司を頼む。
IMG_3214
「サナエは、大丈夫?」と僕が云うと、
「こっちが、どきどきしますね」と云うと、みーやんも冷酒を注文した。
 メニュー鯖ばかりだ。僕は、
いぶりがっこととろさばの燻製チーズを頼んだ。
「来月は、千人の月見の宴だね」と、僕が云った。
「あっという間ですよ。舞台も気づいたら、50分後ですもん」
「せんべろ屋の月見店長を探さないとね」と、僕が云った。
「当日、俺らは忙しいですからねぇ」
「ノダさんが、やってくれたら良かったんだけど」
「急に、亡くなってしまいましたね」と、声を落としてみーやんが云った。
 せんべろ屋の店長を引き受けてくれるノダさんが、先日、お亡くなりになり、僕たちは、ずいぶん驚いている。一期一会が、身にしみていた。
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 いぶりがっこと燻製チーズが来た。旨い。
「いぶりがっこと、とろさばの油が絶妙ですね」と、みーやんが云った。
 みーやんが料理について語るのは珍しい。いぶりがっこは、いぶりがっこ、鯖は鯖、チーズはチーズ、となっていない。みーやんの云うように絶妙に調和した、一皿だと思う。
「ここは、せんべろ屋じゃないですけど、俺は安いと思います」と、みーやんが云った。
「鯖寿司って、醤油で食べるのが好きなんだ。たまに店の人に、食べ方を指定されたりするけど。いづうさんとか」と、僕が云った。
「そのままでいけそうですよ」
 そう云うと、みーやんは鯖寿司をつまんでパクリと食べた。ああ、旨いです。と、頬張りながら云う。
 僕は、醤油をたらしていただく。
 小幸福である。
IMG_3224
 開演時間が迫っていた。
「サナエさん、うまく台詞云えるかな?」と、みーやんが云った。
 無理やろう。たぶん浮いてる。でも、それもいい。
 芝居もイベントもせんべろ探検も、一期一会なんだもの。おおし。
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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SABAR 京都烏丸店 サバー
住所 京都府京都市下京区高辻通新町西入堀之内町287
電話 050ー5571ー3879(予約専用)
   075ー754ー8738(お問い合わせ)
交通 京都市営地下鉄四条駅から役5分
営業 11時38分から14時(ランチ)
   17時から23時38分(ディナー)
定休日 日・祝
ひとり、4千円くらい。でも、安いと感じました。いい店です。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
土佐せんべろ隊長 エツコ@パラダイス

※行け! って感じのせんべろモデルはmaiちゃんです。感謝!!!
撮影 田原慎一
 

祇園四条『京町』(京都)舞妓Haaaan!!!

まんべろ探検隊か!IMG_2792

 佐々木が准教授になった。
 というか、やっとなれた。
 お祝いに芸者をあげて飲もう。舞妓はんも。と、僕たちは調子に乗って先斗町にやってきた。
 せんべろ探検隊としては、危険な任務である。

「俺たちせんべろ探検隊が行っても大丈夫やろか」と、佐々木が云った
「僕の先輩に紹介してもらった店だから、安心しろ」
「俺も知ってる人?」
「祇園で顔のフミヒコさん」
「顔っちゅーても、キャバクラやろ、あの人の場合」
 まぁ、そーではある。けど「先斗町やったら京町がええで」と、フミヒコさんが教えてくれた店だから、確かだと思う。
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 日が暮れて、先斗町の赤い提灯に灯がともっていた。
「こんばんは」と、佐々木がすれ違いざまに芸者さんに声をかけた。
「こんばんは」と、彼女は京都弁で軽く会釈した。
 京都っていい。
「非日常だなぁ」と、佐々木が云った。
「幽霊も歩いていそうだ」
 薄暗い細い路地を歩いていると、幽霊や妖怪がひょっと現れるような気がした。
「ここらあたりなんだけど」と僕が云うと、
「あーあったあった」と、佐々木が『京町』の看板を見つけた。
 せんべろ屋とは違う緊張感が、看板にも漂っている。
「よう、おこしやした」と、店に入ると和装のおばさんが挨拶をした。
 ああ、京都である。
 僕たちは鴨川を臨む席に案内された。外に川床が造ってあった。今日は、天気が悪いからか、誰も座っていない。
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「もみじどす」と、芸子さんが花名刺を渡してくれた。
 佐々木は恐縮して固まっている。いつもの佐々木らしくない。
「舞妓さんからもらったお札を財布に貼ると、お金が舞い込む、名刺入れに貼ると、縁が舞い込む、いいますねん」と、もみじさんが云った。
「芸子さんからは?」と、佐々木が訊いた。
「もと、舞妓さんからもらったら、もっと、舞い込みますねん」
「そいつはいい」と、佐々木が早速財布にお札を貼っていた。
 どうぞ、と彼女は冷酒をついでくれた。
「お友だちどすか?」と、若い舞妓さんが僕の横に来てくれた。
IMG_2800
 舞妓はんがビールをついでくれる。
 佐々木が、舞妓はんにビールの返杯をした。
「おおきに」と、舞妓はんがビールに口をつけた。
「いくつなの?」と僕が訊くと、
「19どす」と、舞妓はんが答えた。
「子どもの頃からの友だちなんだ」と、僕は佐々木を見て云った。
「ずっと、遊べるのはうらわやましいわ」と、芸子のもみじさんが云った。
「今日は、こいつの出世祝いや」
「おめでとうさんどす」と、もみじさんが云った。
「なんのお仕事?」と、舞妓はんが訊いた。
「大学で、英文法を教えてるんだ」と、僕が云った。
「偉い先生はんなんやなぁ」と、もみじさんが云った。
「それが、准教授やねん。准がつきます」と、佐々木が照れくさそうに云った。
「お祝いに、踊らしてもらいます」と、もみじさんがニッコリ笑って云った。
 ハモが来た。
 京都らしい、華やかな盛りつけの前菜である。
IMG_2861
「こうやって鴨川が見える座敷で飲んでると、日本人でよかったなぁと思うよ」と、佐々木が云った。
 碗の蓋を開けると、鱧が品よく浮かんでいた。
「今日は、まんべろだな」と、僕が云った。
「無粋なこと、いうたらあかんえ」と、佐々木が云った。
「そうどすなぁ」と、僕もおどけてみた。
 お造りもハモが主役だ。
 今日は、ハモづくしだった。ハモに、キリッと冷えた冷酒が旨い。
IMG_2870
「せんべろ探検隊は危険な場所にも、果敢に入っていくから、探検隊や。せんべろ紹介隊とちゃうから、どこへでも行く」と、佐々木が云った。
 佐々木の云うとおり。僕たちは、探検隊なんだ。
「なんや面白そうな遊びやってはる?」
 そう云うと舞妓はんが、ビールを注いでくれた。
「なんの探検隊どすか?」
「千円でべろべろに酔える店の探検隊です」と、佐々木が云った。
「そいつをブログに書いてます」と、僕が云った。
「私、読むの好きや。見てみます」と、舞妓はんが云った。
 なんだか嬉しい。
IMG_2821
 芸子さんが、鴨川を背に踊っている。
「非日常だなぁ」と、佐々木が呟いた。
「非日常だ」
 せんべろ探検隊の危険な任務は続くのであった。大丈夫なのか、僕たち。
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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京町
住所 京都府京都市中京区先斗町通四条上ル梅之木町156
電話 075ー223ー2448
営業 17時30分から22時30分
定休日 日曜・不定休
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
土佐せんべろ隊長 エツコ@パラダイス
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撮影 田原慎一
 

京都駅『凡凡屋』(京都)女優サナエ、ひとり酒。

IMG_5322「女ひとり酒か、演歌みたいやな」

 サナエが飲んでいると、大阪市内で不動産屋の社長やってるタクマが現れた。
 腕にロレックス、ゴールドのネックレス、先の尖ったイタリア製の靴、スーツは『なにわ金融道』の社長が来てそうなやつだ。しかも、パンチパーマである。

「その格好で、よう営業できますね」と、サナエが云った。
「この格好やから、仕事になるんや」と、おしぼりで顔を拭きながらタクマが云った。
「タクマさんこそ、なんでひとりなん?」
「さっと、ほろ酔いセットでもと思たら、さなやんがおるから」
 答えになってない。まぁ、そんな男だ。
 タクマは店員に「同じヤツ」と、大きな声で注文した。
 ああ、仲間と思われたくないと、サナエは思った。同席してるけど・・・。
「居抜きで、キャバクラやるねん」と、タクマが云った。
「京都で? もう、二軒くらい大阪でやってますやん」
「キャバクラええで、さなやんもやらへんか」と、タクマは云った。

 タクマは不動産業界の集まりで知り合った。
 いかにも不動産屋という、独特のスーツ集団の中でタクマだけが浮いていた。
 サナエは、タクマに興味を覚えビールを注ぎに行った。
「どうも」と、名刺交換をした。タクマの名刺は、存外、小洒落たデザインだった。指に大きな石が入った指輪が光っていた。
「俺に、話しかけてくるのは勇気あるなぁ、姉ちゃん」と、タクマが云った。
「その格好で、営業できますのん?」と、その時も同じ質問をした。
「姉ちゃん、このダイヤギラギラの金時計が効くねん」と、タクマは笑っていた。
 セクハラとパワハラが歩いているような男だと思った。
 でも、妙に憎めない。
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 タクマと乾杯をした。
 テーブルに置いたタクマの携帯がしきりと震える。メールやら電話がかかって忙しないが、タクマは気にならないようだった。
「電話出なくていいんですか?」と、サナエが訊くと、
「どうせ、同伴の誘いや」と、本当だか嘘だか分からない返事をした。
 とはいえ、たまにメールの返事を打っている。指には、ギラギラと指輪が3つ光っていた。

「その本はなんやねん」と、タクマが訊いた。
「明日、舞台に出る台本ですねん」
「さなやん、そんなんやってんの? チケット買うたるで」
「買ってくれるのは嬉しいです。でも、来んといてくださいね」
 タクマは、ああー、と云いながら1万円をサナエに渡した。
「お買い上げ、ありがとうございます」
「釣りは?」
「協賛金に釣りは、ないです」
「俺から金巻き上げんのはさなやんぐらいやで、ほんまに。今日の飲み代と一緒にしといてや」
 タクマは、そう云うと、ビールをお代わりした。
IMG_5325
 タクマは、こう見えて(えーっと、偏見かもしれないけど)大卒である。同志社大学の文学部なので、サナエの先輩である。
 それも縁で、何度かタクマのキャバクラでおごって貰ったことがあった。
 話してみると、結構、インテリなので驚く。
「台詞を云ってみろ」と、タクマが云った。
 仕方なく演ってみると、
「ぜんぜん、アカン」と、タクマは云った。
 でもたぶん、タクマは正しい。

「どこが、あかんの」
「棒読みやんけ。うちの店の女の子の方が、よっぽど役者や」
 あー、とサナエは云った。
「今から、俺が居抜き決めてる店で飲まへんか?」
「明日、舞台やから無理や」
「いっぱしのこと云うなぁ」
 タクマはそう云うと、電話をどこかにかけた。
 おう、とか、よっしゃ、とか云う声が聞こえる。
「悪い。行くわ」
 タクマはそう云うと、財布から二千円出しテーブルに置いた。
「頑張れよ」と、ビールを飲み干しタクマが云った。
「オマエもな」と、サナエが云うと、タクマは笑って席を立った。
IMG_5327
 明日は、舞台本番である。
 心が、ざわついていた。もはや、台本とにらめっこをしても同じだ、とサナエは思った。棒読み。そう、タクマの云う通りなんだよな。
 やるしかねぇな、と思いサナエはハイボールを飲み干した。
 そう、やるしかないのだ。なら、楽しもうぢゃないか。

 えー、明日、京都KAIKAで、ユニット美人に出演します。よろしく!!
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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凡凡屋(ぼんぼんや)
住所 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町902ポルタ
電話 075ー344ー3647
交通 京都駅から約2分
営業 11時から22時
定休日 不定休
千円です。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
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撮影 田原慎一

四条『SABAR』(京都)鯖、鯖、鯖。

余程、鯖好き?IMG_5329

 友だちと「サバーに行こう」と話していた店『SABAR』が、芝居の稽古場の前にあることには気づいていた。
 稽古まで時間がある。小腹も空いている。そこにサバーがある。
 サナエは、サクッとひとりサバーすることにした。

 サバーは京都の町屋のような店構えだ。
 サナエは、店員に土間のような席に案内された。
 隣に、カップルが一組食事をしていた。なんと云うか、太った男女のカップルである。女の子はヒラヒラした白いワンピースを着ていた。男は、伊集院光を長髪にした感じ。ジーンズにカーキ色のTシャツを着ていた。腕時計は、白いGショックだ。
 どちらも、なんと云うかイケてない。
IMG_5328
「生ビールを」とサナエが云うと、
「とりあえずは、泡にしませんか?」と、男の店員がすすめた。
 テーブルに『生を卒業。とりあえず泡』と、書いてあるメニューがある。なるほどと思い、サナエは、スパークリング・ワインを頼んだ。
 メニューは、鯖、鯖、鯖。鯖ばかり。ここまで、鯖にこだわっているのが面白いと、サナエは思った。でも泡は、鯖に合うのか?
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「俺をカレシだと思って話しかけてこいよ」
「えー、私、男の人と話すのが苦手なんです」
「結婚したいんやろ?」
「はい」
「俺は、オマエの味方や。安心して、恋愛の相手になったるよ」
「私、片思いばかりで・・・」
「もっと、自信持って」
「自信なんてありません」と云い、彼女は胸の前で小さく手を振った。
 おいおい、伊集院、おまえは恋愛って柄じゃないだろ。と、突っ込みたくなる。 女の子も、ちょっとなぁ。
 サナエはスパークリング・ワインを傾けて、隣の会話に耳を傾けた。
 えーっと、ついね。
「今は、オマエが俺のオンナと思って話してんねんで」
「嘘」
「ほんまやて」
 太った男は、髪をかき上げながら云った。
「嘘つき」
 と、フリフリのハンカチを口にあてて彼女が笑う。
 おいおいおいおい。どんだけ会話が二の線なんだよ。ラジオドラマなら許すが、映像はいらん。
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 突き出しは、鯖寿司だった。
 サナエは、泡をひとくち飲んで、鯖寿司を食べてみた。あら、美味しいじゃない。
 鞄の中から、初舞台のチラシを出してみる。
 あと、3日か・・・。台詞が、うまく云えるかどうかも不安である。
 恋愛ドラマが、横で続いている。
「好きになったらどうしよう」
「今だけやで」
「意地悪なのね」
「兄弟はおるん?」
「私、ひとりっこ」
「俺は、ふたり兄妹や。年子の妹が東京におるんや」
 あまり親しくないらしい。まだ、自己紹介の段階のようだった。
 この娘は、結婚したいのか・・・。でも、こいつじゃないだろう。
 あたしだって、人のことはいえないな。と、サナエは思った。実は、最近、見合いをしたばかりなのだ。
 うまくいかねーけど。
IMG_5330
 蒸した鯖料理が来た。
 こんだけ鯖、鯖だと、青い魚に含まれるDHAで、頭が良くなりそうだ。本番までに、少しは頭がよくなるのだろうか・・・。
 後、3日しかない。いや、後、3日ある。

 この鯖を食べたら、稽古場へ行こう。結婚もしよう。
 今日こそ、灰皿や椅子が飛んでくるかもしれない。サナエはそう思うと、逆に闘志がわいてくるのだった。
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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SABAR 京都烏丸店 サバー
住所 京都府京都市下京区高辻通新町西入堀之内町287
電話 050ー5571ー3879(予約専用)
   075ー754ー8738(お問い合わせ)
交通 京都市営地下鉄四条駅から役5分
営業 11時38分から14時(ランチ)
   17時から23時38分(ディナー)
定休日 日・祝
二千円いかないくらいでした。営業時間まで、38サバーなんだね。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
※行け! って感じのせんべろモデルはmaiちゃんです。感謝!!!
撮影 田原慎一

祇園四条『もみじ』(京都)はんなり立ち飲み。

今夜も、暑つおすなぁ。IMG_2907

 小雨が降ってきた。
 どこか雨宿りができるとこがないか、と僕は足早に木屋町を歩いていた。立ち飲み屋あたりがあればいいんだが、と物色していると見慣れぬ店を見つけた。

 看板に『もみじ』とある。
 中を覗くと、立ち飲み屋である。いい感じの雨宿り先だと、入ることにした。店内では、
白人たちが数人テーブルを囲んでビールを飲んでいた。
 僕も生ビールだ。
 さっと、愛想のよさげな店員が生ビールを運んでくる。
「いつからやってるの?」と僕が訊くと、
「最近はじめたんです」と、店員が僕の前にビールを置いて云った。
「ヘシコがあるんだ」
「市場に出る前のハマチが旨いよ」
 ヘシコとハマチを頼む。鯖も旨そうだ。
IMG_2899
 小浜あたりから、魚が入ってるのかなと、メニューを見て思った。
 昔は、鯖街道18里(72キロ)の道を歩いて、魚を持ってきた。重労働である。でも生鯖を塩につけて、京都まで運ぶとちょどよい塩加減になったらしい。
 ふと、だったら韓半島にも同じものがあるんじゃないかと、以前、調べたことがあった。
 すると小浜の対岸にヨンドクという漁港があって、内陸部のアントンが、丁度、小浜から京都の距離と同じくらいである。そこに、まさに韓半島の鯖街道があった。
 塩につけて歩いて運ぶと、アントンでいい具合に漬かる。同じ。
 なんだか面白い。一度、アントンの鯖を食べてみたいものだ。いつか、機会を作ろうと思う。
 鯖街道について調べていると、
 ヘシコなど、発酵食品は日本海側に多いことに気づいた。国境なんかなかった頃、大陸と日本は自由に行き来し、食べ物にその名残があるのかもしれない。
 そんなことを思いながら、ヘシコを食べてみる。
 塩加減がいい。冷たいビールにもいい。酒がススム。
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「それは旨いか?」と、リュックを背負った外国人が僕に訊いてきた。
「もちろん」
「魚?」
「塩に漬けた魚だよ。食べてみるかい」
「ありがとう」
 彼は慣れない手つきで箸を持つと、ヘシコを突いて身を取った。
 おそるおそる口に運ぶ。少し間を置き、
「いけるじゃないか。アンチョビだな」
 そう云うと、彼はヘシコを頼んだ。
 4人の外国人たちが、それぞれ、運ばれてきたヘシコに箸をつけていた。
「パスタにいれてもいい」と、髭を生やした白人の男が云った。
「日本のアンチョビだ。美味しいよ」と、腕に入れ墨をした男が云った。
「ライスワイン(日本酒)に合うと思うよ。きっと」と、リュックが云った。
IMG_2902
 鯖のへしこが、外国人に受けるとは思わなかった。
 なるほど、アンチョビだ。
 とすると、フランス人やイタリア人なんかも、好きかもしれない。
 京都の立ち飲み屋は、大阪とは違うようだった。うまく云えないけど、どて焼きとビールじゃなくて、ヘシコとビールだ。もちろん、いろんな店があるのだろうけど、京都でせんべろと大阪せんべろの違いは、面白いテーマだと思う。

 雨が止んだらしい。
 さて京都の夜は、これからである。
<記事 大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター>
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もみじ
住所 京都府京都市中京区鍋屋町255 萩原ビル1F
電話 075ー241ー6256
交通 阪急河原町駅から徒歩約2分
   京阪祇園四条駅から徒歩約5分
営業 12時から23時
定休日 不定休
千円くらいでした。せんべろ店です。
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「ええ体してるやん。せんべろ隊に入らへんか?」
年齢・経験不問。お酒が飲めなくても安心して活動できます。
日本全国で巡礼する隊員たち。

大阪せんべろ隊長 紙本櫻士@コピーライター
      隊員 サナエ@婚活中 みーやん@ギタリスト エマ@野菜ソムリエ c@ab
         かおりん@シャンボール ハラタク@じもてぃ ホソカネーゼ@らふぃね
東京せんべろ隊長 にしやん@上々颱風
      隊員 ひろみ@デザイナー
下町せんべろ隊長 ジュンイチ@八木商店
掛川せんべろ隊長 川人拓也@伝える人
会津せんべろ隊長 吉川@ジュニエコ100開催地だ!
浦和せんべろ隊長 かおりん@もつ命
      隊員 サヨコ@ピアノ命 まゆゆ@ピンク命
全米せんべろ隊長 としゆき@カマス・ワシントン
盛岡せんべろ隊長 アキ@盛岡美人
※行け! って感じのせんべろモデルはmaiちゃんです。感謝!!!
撮影 田原慎一

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